奨学金は返さなくていい?!そう勘違いする理由とは
こんばんは。
KeiTieです。
今日も地道に更新していきたいと思います。
最近、奨学金の延滞者が急増しているそうです。
若い人は収入も少ないため、延滞者が増えるのかなと思いましたが、驚きの理由がありました。
「奨学金」返さないといけないの?
奨学金の延滞債権額の割合を見てみると、民間金融機関の延滞率1.2%(2014年度末)に対して、奨学金の延滞率は4.6%(2013年度末)という4倍近い延滞率となっているそうです。
このことについてもひどい話ですが、その理由を聞いてさらにびっくりします。
日本学生支援機構が行った「平成25年度奨学金の延滞者に関する属性調査結果」によれば、延滞者のうち、奨学金を借りる前に返済する必要があると知っていた人は56.1%しかいなかったそうです。
つまり、およそ半分近くの延滞者が、奨学金は返すものという認識がなかったわけです。
不思議な話です。
昔は返さなくてもよかった?
しかし、私はこんな話を聞いたことがあります。
「大学卒業後、教員になれば奨学金を返さなくていい?」
このことについて調べてみました。
すると日本学生支援機構のホームページにこんな掲載がありました。
教育又は研究の職に係る返還免除(廃止)
現在は廃止されている制度で、政令に定められた教育又は研究の職(以下、免除職)に就いたときの免除制度を返還特別免除制度(以下、特別免除)といいます。
この噂は本当だったようです。
平成9年以前に大学に入学して教員又は研究職に就いた場合は、奨学金の返済が免除されるそうです。
でも、収入の安定している教員が、奨学金を返さなくていいというのは、おかしくないですか?!
教員であれば、確実に返済できるはずです。
就職していない人には猶予(後で返す必要がある)で、きちんと就職(しかも教員に!)した人には免除(返さなくてよい)っておかしい話だと思います。
ま、今現在は、この免除制度はないみたいですけどね。
この制度のせいで、返さなくていいと思っている人もいるでしょうね。
実際に、私の親も教員になれば返さなくていいから、教員になりなさいって言ってましたから・・・
▼参考記事▼