あなたは知ってた?電力自由化に関する4つの誤解
こんばんは。
KeiTieです。
もう3月も終わりですね。
新年度になるといろいろと変わることがありますが、その中でも、特に今年は「電力小売全面自由化」が注目されています。
本日は、電力自由化に向けて誤解されやすい4つのことについて調べてみました。
新たに電線が必要?
電力自由化によって電力会社が増えると、それぞれの電力会社がそれぞれの契約世帯へ電気を送る必要があります。
と、いうことは、町中あちらこちらに電線が張りめぐらされるのではないかと思いませんか?
しかし、そうはなりません。
実は、電力自由化では、電力会社を、電気を作る会社(売電会社)と電気を送る会社(送電会社)に分けることになるのです。
売電会社は、送電会社の送電設備を使用して各世帯へ電気を送ります。
そして、送電会社は今ある電力会社の送電設備を使用することになります。
そのため、町中に電線が張り巡らされるということにはならないのです。
停電が起こる!?
次に心配なことが、電力自由化によって電気料金が安くなるかもしれませんが、その反面、電気の質が悪くなるのではないかということが心配になります。
その中でも、一番気になるのは停電が起こるのではないかということでしょう。
しかし、安心してください。
停電が起こるかどうかは今までと変わりません。
なぜなら、先ほど説明したように売電会社の電気は、送電会社の送電設備を通じて契約世帯へ送られます。
そのため、同じ電線には、様々な売電会社の電気が流れることになります。
もし、契約した電力会社(売電会社)に不具合が発生しても、電線の方には(ほかの電力会社の)電気が流れているので、その電気を一時的に使用することができるのです。
そのため、今より停電が起こりやすくなるということはありません。
3月中に契約が必要?
うぇ~!
私の家は、まだ電力の契約していないよー!
このままだと4月から電気が止まっちゃう~!
今のうちに急いで契約しないと!
と考えている方、ご安心ください。
あわてて契約する必要はありません。
なぜなら、切り替えの契約をしていない場合は、いま契約している電力会社から電気が供給されるのです。
電気メーターの取り換えは有料?
電力自由化では、電気メーターの取り換えが必要になります。
ということは、インターネットの契約時のように、工事費が必要じゃないか?と思ったりもしますが、ご安心ください。
電気メーターの取り換えは、無料で行ってもらえます。
ここで、注意しなければならないのが、「電気メーター詐欺」です。
意外と、工事費がかからないということを知っている人は少ないです。
そこをついて、詐欺をしてくる人がいるかもしれません。
ですから、これだけは覚えておいた方がいいです。
電気メーターの取り換えは無料です!
けっこう誤解しそうなところがありましたね。
うちはまだまだ電力会社の変更は考えていませんが、今日調べたことは忘れないようにしたいですね。