ANAとJALで発生したシステム障害は同じもの?
こんにちは。
KeiTieです。
つい最近、ANAでシステム障害があったばかりですが、昨日は、JALでもシステム障害がありました。
JALはANAのシステム障害を見て、点検とかしなかったんでしょうか。
点検さえしていれば、JALのシステム障害は防げたのではないでしょうか。
2社のシステム障害は異なるものだった
つい最近(3月22日)発生した全日空のシステム障害では、国内線148便が欠航し、391便に遅れが生じ、約7万2千人に影響がありました。
そして、昨日は日本航空でもシステム障害が発生し、国内線46便が欠航し6600人余りに影響が出たそうです。
この2つのシステム障害ですが、同じようなシステムかと思いきや、異なるシステムでした。
ANAのシステム障害は、乗客の搭乗や予約を扱う「国内旅客システム」で不具合が発生したもので、その原因はスイッチの故障によってデーターベースサーバーが停止したことによるものです。
しかも、このスイッチの故障というのは「世界初のバグ」なのです。
そして、JALのシステム障害は、機体のバランスを計算する「重量管理システム」で発生したものです。
ANAのシステム障害は予約や搭乗する段階に影響を与えるものなので、まだ離陸する前の問題で、安全上はそこまで問題ないのかなと思いました。
しかし、JALの障害は機体のバランスを計算するシステムの障害なので、飛行機の事故につながる大変危険なものだと思います。
しかも、JALは不具合が発生したことへの応急対策として、処理能力の遅い予備システムで対応していたとのことなので、計算が間違っていたりしないかちょっとこわいですよね。
観光立国を掲げる日本で、それに2020年にはオリンピックもありますから、このような不具合は発生しないようにしてもらいたいものです。
今回の不具合が、オリンピックの開催時期でなくて本当によかったですね。