docomoの新しい契約プランはどちらがお得か考えてみた!
NTTドコモは、2年定期契約満了後に解約金のあり、なしを利用者が選択できる2つのコース「フリーコース」と「ずっとドコモ割コース」を発表しました。
おー!っと思って、さっそくドコモのホームページで確認してみたのですが、正直言って、期待外れのものでした。
では、どこが期待外れだったのか、新たな割引サービスの概要も踏まえて、紹介したいと思います。
選べる2つのコース
これまで、ドコモでは、2年以内に解約すると解約金が発生する代わりに月々の利用料金が安くなるプランを提供していました。
しかし、今回発表されたのは、利用料金は安いままで解約金が出ないプラン「フリープラン」と、長期間利用することで「ずっとドコモ割」や「更新ありがとうポイント」がもらえる代わりに2年以内に解約すると解約金が発生する「ずっとドコモ割コース」が新設されました。
これまでは、2年契約にすることで、基本料金を値引くという考え方でしたが、これからは、料金は変わらずサービスを付加するという考え方になるようです。
気になる付加されるサービスの内容は?
付加されるサービスは「ずっとドコモ割」と「更新ありがとうポイント」です。
「更新ありがとうポイント」は新しいサービスで、2年間の契約更新時にdポイント3000ポイントがプレゼントされるというものです。
ちなみに、dポイントは、1ポイント=1円で端末購入やdマーケットなどで利用できます。
「ずっとドコモ割」はこれまでもあったサービスで、利用年数に応じて料金が割引されるものです。
ただし、今回の発表に合わせて、ずっとドコモ割のサービス内容が拡充されます。
期待外れ・・・
2年縛りを継続する場合は、2つのサービスが付加されますが、私はあまり魅力的は感じませんでした。
まず、更新ありがとうポイントですが、2年間で3000ポイントしかもらえません。
ということは、月々125円相当です。少なくないですか?
ま、月々の料金に充てるのではなく、機種変更の足しにしてほしいという考えかもしれませんが、たった3000円ですので、何万円もするスマホを買うには全然足りません。
今までのMNPの恩恵に比べるとこれっぽっち感が大きいのです・・・。
全然ジャンルが違いますが、更新時にポイントがもらえると聞いて思い浮かんだのがクレジットカードです。
たとえば、ANAカードは毎年1000マイルがもらえます。
これは、年会費2160円ですよ。
お得感が全然違いますよねー!
すみません、話がそれてしまいました。
次に、「ずっとドコモ割」です。
サービスが拡充されたとありますが、最大の割引額が2000円から2500円に増額されたそうです。
これだけ見て、すぐにピン!ときました。
何がピンときたのかというと、「最大」ということは、料金が「最大」のプランで「最大」の利用期間の人が適用される割引額だろうなと思ったのです。
これが大正解!(いや、うれしくないけど・・・)
下は、ドコモのホームページに掲載されていた割引表です。
引用:報道発表資料 : 新料金プランを更に充実し、長くご利用のお客さまがよりおトクに | お知らせ | NTTドコモ
最大2500円の割引を受けるには、シェアパック30(割引前料金:22,500円)で15年以上契約者でなければなりません。
というか、2500円割り引かれても、20,000円ですからね・・・。
全然お得感が感じられませーーーーん!
標準のデータMパックなんて、4年契約してやっと100円の割引ですよ????
本当に・・・
全然お得感が感じられませーーーーん!
4年も我慢してやっと100円ですから・・・。
このプランは契約すべきなのか?
今、スマホ市場って変化が激しいじゃないですか?
こんな中4年間も同じところで契約し続けるなんて、リスクだと思います。
今後、もっとお得な料金プランが出てきたり、お得なキャリアが出てくるかもしれませんしね・・・。
なので、私がdocomoで契約するのなら、2年縛りの無い「フリープラン」で契約します。
そして、ほかによさそうなプランが出てきたら、すぐに乗り換えたほうがお得にスマホを持つことができるでしょう。
クーポンを利用しよう
また、docomoをはじめ3大キャリアでは、クーポン券を発行している場合があります。
このクーポン券は、機種変更をするときや新規契約・MNP契約をするときに割引を受けられるというもので、利用者向けにチラシと一緒に送られてきたりします。
「なーんだ。利用者しか手に入らないのかー!」
と思った、あなた!
このクーポン券は、金券ショップなどで売られていることがあるんですよ。
ネットでも、ヤフオクや、メルカリ、ラクマなどのフリマアプリでも売買されています。
これから機種変更をお考えの方は、このクーポン券の利用も検討してみた方がいいですよ。
私は、クーポン券の存在を知らずに契約して、あとから気づいてとても悔しい思いをしたので・・・。
それではっ!